『長嶋少年』ねじめ正一/ピース又吉おすすめ本!あらすじやレビューは?【アメトーク読書芸人紹介?】楽天・アマゾン通販
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『長嶋少年』ねじめ正一/ピース又吉さんおすすめの一冊
お笑いコンビ・ピースの又吉直樹さんの文壇デビュー作、
火花が異例の大ヒットで大変話題になっていますね。
お笑い芸人としてだけでなく
小説家としてもその才能を発揮。
本当にすごいです。
その作家としても注目の又吉さんがおすすめしている本があります。
小説家・ねじめ正一氏の「長嶋少年」
ねじめ正一さんの『長嶋少年』が文庫本になりました。おすすめです。巻末に感想を書かせていただきました。「かつて少年だった頃、僕達は何にでも成ることができた」 http://t.co/7DEVaUH9ZR
— 又吉直樹 (@matayoshi0) 2014, 9月 12
又吉さんは「長嶋少年」が文庫本化された際に
巻末数ページにわたり感想を寄せています。
その「長嶋少年」の冒頭あらすじや
又吉さんの感想などをちょっと取りあげてみたいと思います。
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「長嶋少年」冒頭あらすじ
物語は、高度経済成長期をむかえた昭和の東京が舞台。
主人公・小学生のノブオは近所でも有名な野球少年。
才能にも恵まれて、小さい頃から野球が得意でした。
そんなノブオですが、
家庭環境は決して恵まれたとはいえない状態。
「詩人」という生業の父親は行方不明です。
母親と2人暮らしですが母親は子供にまったく関心を持っておらず、
ろくに口も利きません。
2人はノブオの母親の姉の家にある離れに暮らしています。
しかし母親は働いたり働かなかったり。
ノブオの事など微塵も頭にありません。
空き地での野球で足に大けがを負って帰ってきたノブオの心配より、
空き地の地主から設備不備を理由に賠償金をせしめて、
子供が大けがした日にすき焼きの肉を買って帰ってくる…。
そんな家庭環境に育つノブオですが
彼には心の支えとなる絶対の存在がいました。
日本プロ野球界のスーパースター「長嶋茂雄」です。
当時の少年なら誰もが背番号3を付けて
サードを守りたがった憧れの存在。
野球の上手なノブオも長嶋に憧れ
長嶋を尊敬して長嶋を神のように崇拝していました。
恵まれた環境とはいえない中
いつも長嶋だけを見て
自分も尊敬してやまない長嶋茂雄であろうと野球をがんばり・―
こんな恵まれたとはいえない背景のなか
母との関係、父との別れや野球のライバルでもあった親友との別れなどあっても
心の支えの「長嶋」を原動力に学校や周りの人達とふれあいながら
少年が成長していくという物語だそうです。
主人公ノブオの朴とつとした作文のような文章で
子供の目線から物語は描かれていきます。
冒頭はこんな感じ。
僕が父さんと別れたのは僕が小学校二年のときでした。
父さんと後楽園球場で長嶋を生れて初めて見ました。巨人対阪神戦でした。
長嶋はグランドにいました。長嶋が光っていました。長嶋しかいません。
【引用:長嶋少年より】
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巻末にはピース又吉さんの感想も
文庫本の巻末には又吉さんの感想も
数ページにわたって書かれています。
ノブオの努力する姿についてや
地元の友人との自らの体験も交えた所感が書かれています。
「長嶋少年」購入は
少し前の作品なので大型書店でも
置いてない場合があるようですね。
※ちなみに某書店では在庫なしでした。
★楽天市場
★amazon
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「長嶋少年」レビューは
Amazonカスタマーレビューに数件アップされているようです。
かつて野球少年だった人は必読など
少ない件数ながらも概ね好評価のようですね。
物語ではノブオの目を通して
スーパースター長嶋茂雄や当時のプロ野球の内容も
こと細かく色々と描かれているそうです。
当時を知る人にとっては
ノスタルジックな思いにも駆られる作品ではないでしょうか。
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